講義・ゼミ

Lectures and Seminars

一橋大学で有賀が担当している授業は大きく3種類に分けられます。大学院での科学技術史に関する授業、大学院での学芸員資格取得プログラム〔公式ページ〕に関する授業、学部生向けの共通教育の授業です。一部の授業は、大学院と学部の共修科目として提供されています。

大学院ゼミ(演習と博士課程コロキウム)

「演習」は、大学院での学修の中心となるゼミナールです。原則として、有賀のゼミに参加する学生は、有賀を主指導教員として修士論文・博士論文を執筆することになります。ただし論文指導を受けない、「第二演習」すなわち副ゼミとしての参加も歓迎します。

春夏学期には、原典・史料や専門的文献の講読を通じて、科学技術史という学問分野についての理解を深めます。秋冬学期には、国内外(英語圏)の学術雑誌の論文を取り上げて分析します。また年間を通じて、海外の学術雑誌に掲載された書評の紹介と、参加者自身の研究に関する発表を取り入れます。

また「演習」に加えて、博士課程の学生を対象とする「博士課程コロキウム」も開講しています。ここでは、参加者各自が博士論文の執筆を進め、研究者としてのキャリアを切り拓いていくことに特化した指導をおこないます。

その他の詳細は、以下のページを参照してください。

担当授業一覧(2026年度)

2026年度の担当授業の概要は以下の通りです。各授業の詳しい情報は一橋大学のシラバス検索サイトから見ることができます。

≪春夏学期≫

【大学院】「演習」(月2)

科学技術史とその関連分野を扱う。春夏学期は、原典・史料を読むことを通じて、科学技術史という学問分野についての理解を深める。加えて、参加者が各自の研究について発表する場を設け、学術的コミュニケーションの基礎的能力を養う。

【大学院】「博士課程コロキウム」(金3;ライブ配信)

科学技術史もしくはそれに関連する分野で博士論文を書こうとする学生を対象に、互いに切磋琢磨しつつ研究を進めていくための場を提供し、あわせて担当教員による指導をおこなう。

【大学院】「博物館資料論」 (月4)

博物館資料の収集、整理保管等に関する理論や方法に関する知識・技術を習得し、また博物館の調査研究活動について理解することを通じて、博物館資料に関する基礎的能力を養う。

【大学院】「博物館資料保存論」 (木3)

博物館における資料の保存ならびに展示・収蔵環境を科学的に捉え、資料を良好な状態で保存していくための知識を習得することを通じて、資料の保存に関する基礎的能力を養う。

テキスト・文献: 石崎武志編著『博物館資料保存論 第2版』(学芸員の現場で役立つ基礎と実践)(講談社、2024年)

【学部】「自然科学史(西洋)」/【大学院】「科学史入門」(月5;オンデマンド併用)

古代から現代までの科学の歴史を概観する。自然についての理解の仕方や、自然を研究する人々のあり方、科学と社会・文化との関係は、歴史を通じてどのように変わってきたのだろうか。過去についての理解を深め、現在と未来について考える手掛かりとする。

【学部】「共通ゼミナール」(木4)※通年科目

科学と技術の歴史をあつかうゼミナールです。具体的には、(1)一般書や専門書を一緒に読んでいく、(2)大学が所蔵する歴史資料を一緒に調査する、という二つのことをおこないます。また長期休みには近郊の博物館を見学に行きます。これらを通じて、科学技術史の研究とはどのようなものなのかに触れてもらい、この分野の面白さを体感してほしいと思っています。

≪秋冬学期≫

【大学院】「演習」(月2)

科学技術史とその関連分野を扱う。秋冬学期は、国内外(英語圏)の学術誌に掲載された論文を材料として用い、この分野の多彩な研究テーマに触れながら、論文を読んだり書いたりするためのスキルを磨く。加えて、参加者が各自の研究について発表する場を設け、学術的コミュニケーションの基礎的能力を養う。

【大学院】「博士課程コロキウム」(金3;ライブ配信)

科学技術史もしくはそれに関連する分野で博士論文を書こうとする学生を対象に、互いに切磋琢磨しつつ研究を進めていくための場を提供し、あわせて担当教員による指導をおこなう。

【大学院】「博物館実習III(学外実習)」〔複数教員で担当〕(他)

博物館実習Ⅲは学外実習となる。具体的な内容は実習先の博物館によるが、担当の学芸員の指導のもと、資料の取り扱い、展覧会企画、教育普及、広報などの活動を現場で学ぶ。具体的な内容は実習先の指示に従う。

【大学院】「博物館情報・メディア論」(木3)

博物館における情報の意義と活用方法、情報発信の課題等について理解し、博物館の情報の提供と活用等に関する基礎的能力を養う。

【学部】「現代科学論」/【大学院】「科学論B」(月4)

現代(20世紀後半以降)における科学技術の歴史を、科学技術論あるいは科学技術社会論(Science and Technology Studies, またはScience, Technology, and Society: STS)の考え方を交えつつ概観する。

テキスト・文献: 佐藤靖『科学技術の現代史:システム、リスク、イノベーション』(中央公論新社、2019年);マッシミアーノ・ブッキ『科学社会学への招待』(さいはて社、2025年)

【学部】「人文学入門(哲学・思想)」/【大学院】「人文学特論A」〔複数教員で担当〕(水3;オンデマンド併用)

この授業では、数多くの歴史的事例を取り上げつつ、数と量「について」考えていきます。そもそも数や量とは何なのか? 人間は何を、どのように計/測ってきたのか? 数と量を使うことで私たちは何を得、何を失っているのか? そして、人文学は数量をどのように活用できるのか? このリレー講義では、そうした問いについて考察する手がかりを提供します。

【学部】「共通ゼミナール」(木4)※通年科目

科学と技術の歴史をあつかうゼミナールです。具体的には、(1)一般書や専門書を一緒に読んでいく、(2)大学が所蔵する歴史資料を一緒に調査する、という二つのことをおこないます。また長期休みには近郊の博物館を見学に行きます。これらを通じて、科学技術史の研究とはどのようなものなのかに触れてもらい、この分野の面白さを体感してほしいと思っています。

≪過去の担当授業≫

過去の担当授業はこちらをご覧ください。