力学史勉強会を開始

この4月から、力学の古典を原文で読むためのオンライン勉強会を始めました。「フランス語文献を読む会」と「ラテン語文献を読む会」を並行して、それぞれ月1回のペースで実施していくことにしています。

テクストは、フランス語のほうはオイラーの論文「力学の新しい原理の発見」(1750年)、ラテン語のほうは同じくオイラーの著書『力学』(1736年)です。いずれも18世紀の力学では一、二を争う重要文献といえるもので、今日のいわゆるニュートン力学の基礎を築いたと言っても過言ではないと思います。

今週、それぞれの会の初回を開きました。参加者の自己紹介のあと、有賀がテクストの概要について説明をおこない、続けて最初のパラグラフを実際に訳して解説しました。次回からは、参加者の皆さんに交代で訳文を用意してきてもらうことにしています。

参加者数は今のところ、有賀を除き、フランス語の会が6名、ラテン語の会が7名です(両方に参加している人もいます)。途中からでも参加したいという方は、力学史勉強会のページで詳細を確認のうえ、ご連絡ください。